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【この世でいちばん大事なカネの話】稼ぐとは・生きるとは何か?

なんとなく、タイトルと表紙のイラストが気になってamazonで購入。

書店で本を探すのも好きですが、毎月のKindleのセールが日常の楽しみです。

そんな感じで、筆者も知らずにジャケ買いしてしまったのですが、

これが私にとって大切な1冊になりました。

 

働くってなんだろう、生きるってなんだろうと漠然に考えている方にオススメです。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

 

筆者の西原理恵子さんについて 

 著者である西原理恵子(さいばらりえこ)さんは、

現在高須クリニックの院長の奥さんでもあり、

元々イラストレーターとして活躍されておりましたが、今や有名な漫画家でもあります。

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 彼女が送ってきた人生が波乱万丈。本書を読んで経歴をまとめると。

 ・土佐の漁村で生まれ、幼き頃に父がアル中になり離婚。

・再婚した親父は、ギャンブルにハマり母親のお金にも手をだす。

・高校で退学になるが、理由に納得せず学校を裁判で訴える。

・結局退学したが、その後美大を目指すも受験日に再婚した父親が自殺

・上京後、在学中に中小様々な出版社に飛び込み営業

 ・イラストレーターになり、漫画家へ。

 とてもつよい女性だという事が分かると思います。

 

「この世でいちばん大事なカネの話」の内容について

目次は、大まかに書くとこんな感じ。


①お金がないということ
②お金を稼ぐということ
③お金を失うことで見える事
④お金を稼ぐことで見えること

 生まれる場所を人は選べない。だとしたらねえ、どう思う。
人って生まれた環境を乗越えることって本当にできるだろうか。

この文頭から始まる本書からも感じたのですが、

力強く生きるために大切なことを学んだ気がします。

その上で、人生はお金と密接に関わっていると改めて認識しました。

 

1章のお金がない事で人の心はどう荒んでしまうのかを自身経験談から始まり、

2章で、稼ぐとは、自分の今の価値であることを実体験より語ってくれます。

また3章、4章では、ネガティブを見方に付けて、稼ぐことで切り拓く未来について教えてくれます。

仕事で悩んでいる方は3章から本を読む手が止まらなくなると思います。

 

 

「この世でいちばん大事なカネの話」を読んで学んだこと

西原さんから学ぶ成長のメカニズム

西原さんは美大を目指すために、まず立川の専門学校に通いました。

学校では作品の点数順で作品が廊下に並ぶのですが、西原さんの作品はビリ。

東京のレベルは違いすぎると、青ざめ瞬間だったそうです。

何かをやり始めた時、誰もが最初にぶち当たる壁は、自分の実力を知らなきゃいけないってことだと思う。

他人とくらべて、何がちがっていて、どこがどう足りないのか。どんなことであれ、「客観性を持つ」のは、人がまず自分なりのスタート地点に立つために、とても大切なことだった。

 

私は成長するためには、理想の自分と今の現状を明確にした時、

その理想と現状の間にある課題を潰し、その間を埋める作業だと思っています。

ただこの客観性を持つことってプライドが邪魔したり、考えることをやめたりする人も多く難しいことだと思っています。

 

西原さんは、この予備校で1年かけて学んだのは、

自分の絵がどうだめで、うまい人とどこがどう違うのか、冷静に判断できる力がついたことだったと仰っていました。

 

 働くことは人生を豊かにする

やっぱり1日の大半は働いてるわけだし。土日のために働くなんて嫌です。

でも仕事にモチベーションの上下ってどうしてもありますよね。

 

会社の方針や、異動、転職などで常に同じ環境で働くことって少ないと思います。

そんな時に「あ、やっぱそうなんだ」と思わせてくれる文章がありました。

 

人が喜んでくれる仕事っていうのは長持ちするんだよ。いくら高いお金をもらっても、そういう喜びがないと、どんな仕事であれ、なかなか続くもんじゃない。

自分が稼いだこの「金」は誰かに喜んでもらえたことの報酬なんだ。そう実感することができたら、それはきっと一緒の仕事にだってできると思う。

 私は、自分は何をしたかったんだっけと結構迷子になってしまいます。

なので、忘れないようにブログのタイトルにしています。

 

まとめ

本書の文末には、こんな事が書かれていました。

忘れないで欲しい。どんな時でも働くこと、働きつづけることが「希望」になるっていうことを。 

 働かないと稼げないし、稼げないと、心が荒んでしまう。

生きることの根本を再認識した一冊でした。

 

西原理恵子さんは、男の人に養ってもらうなんてリスキーすぎる。

自分にスキルを身に着けて、いつでも稼げるようにしておかないという心構えのようです。高須院長の奥さんになってもそう考えるなんて素敵だなと思いました。

 特に女性の方に読んで欲しいかな。

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)