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広告営業マンのブログです。広告やお弁当のことを中心に書いていきます。

【2017年最新】リアル行動ターゲティング実施事例まとめ

久しぶりにガッツリ広告のお話です。

広告業界ではない方も、こんな広告を企業はやっているんだとご理解いただけるかと思います。

 

私が最もやりたいことは、マスとリアルのプロモーションを数値化して

デジタルで横串で管理しPDCAを回したプロモーション戦略です。

 

最近は、テクノロジーの発達により様々なターゲティングができるようになりました。

例えば、マンション販売A社のモデルルームに訪れたユーザーを

マンション販売B社は喉から手が出るほど欲しいターゲティングです。

 

このように日常生活の行動をデータ化して

広告を出稿する。ということができるようになりました。

 

最近では、携帯端末のGPSを利用して

ネット広告に出稿した後に、広告をクリックしたユーザーがその後店舗に訪れたか分かるようになりました。

いわゆる来店コンバージョンです。

 

特に2017年は、様々な企業がこのように位置情報を活用したサービスをローンチしたり

サービスのブラッシュアップを行ってきました。

 

今回はそんなリアル行動ターゲティングができる広告をまとめてみました!

※言葉の定義や見解に誤りがあった際は都度訂正させていただきます。

 

Google ディスプレイネットワーク

計測方法

公式ページでは以下のように説明しています。

ロケーション履歴をオンにしているユーザーのサンプルを集計し、匿名化したデータに基づいて、ディスプレイ広告をクリックして来店した全体的な人数を算出する仕組みで、来店者の属性、利用時間や利用デバイスなどの細かなデータが入手できます。

対象ユーザーはGoogleマップを入れている人のみなのでしょうか。

これだけでは、不明な部分が多いので引き続き調査します。

導入事例

ローソンが2017年の春に「ローソン得市」キャンペーンの際に実施したようです。

元々ブランディングの意味も込めて、GDNは実施していたようです。

今回はGDNの来店純増を正確に計測するために行ったようです。

個人的にはあまり見た事ありませんでしたが、O2Oが進んでますね!

 

また正確に計測するために、Googleマイビジネスに約 10,000 店分の情報を登録したり、店舗のWi-Fiを完備したりといった準備もしたそうです。

そういう方法で計測精度上げれるのかと、面白いですね。

 

実施結果

モバイル:来店単価123円 来店率:15.7%

PC&Tab:来店単価224円 来店率:11.5%

 

上記のような結果に。

まあ、クリックしたおかげで来店したかどうかは不明ですがこういったキャンペーンへの誘導であれば、

クリックしたから来店した。と言えるかもしれませんね。

来店効率が良い悪いというよりは来店CVしたユーザー属性がどういうものだったのか

というマーケティングデータの方が貴重かもしれませんね。

メリット

GDNは元々、位置情報や年齢、性別をセグメントできるのでそこをセグメントして配信できるのは良い点だと思います。

また他サービスだと、配信面がアプリのみというのもあるので通常のWebサイトに配信できるのもメリットのように感じます。

 

 Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)の「来店コンバージョン」が計測可能になりました - Google 広告主コミュニティ

 

 YouTube 来店コンバージョン

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計測方法

視聴者が 30 秒間動画(または 30 秒未満の再生時間)を視聴したとき

または動画操作(主にクリック)をしたときのどちらか。

また、YouTube TrueView を視聴したユーザーがオプトインした位置履歴データ(匿名化)をベースに、そのユーザーの実店舗への来店を計測します。

んーこれだけではわかりませんね。

また、実施にはいくつかの条件があり、詳細はGoogle営業担当者へとの事。

こちらも分かり次第調査していきます。

視聴後、30日をコンバージョンとしているそうです。

 

導入事例

 事例はセブン&アイグループの「イトーヨーカドー」さんです。

イトーヨーカドーさんは、実店舗の売上の比重が強いため、兼ねてよりオンライン広告の来店計測に興味があったようです。

上記で紹介した、GDNの来店コンバージョンについてもリリースされて

すぐに導入したそうです。さすがですね。

 

実施結果

平均来店率:9.82%

来店単価:30円

※計測期間2017年7月1日~7月31日

 

来店単価は脅威の30円。

ですが、もともとイトーヨーカドーに来店しているユーザーに配信していたならば

それはそうだろう、といった感じですよね。

 

また、担当者さんも言っていましたが

広告素材によって、来店率が変わるようです。

これは通販業界では当たり前ですが、A/Bテストを行って効率化していけそうですね。

 

メリット

何よりも動画で配信できるところですね。

Youtubeのtrueviewに関しては、

テレビCMの補完で使われたりしますので

テレビCMの素材の広告効果も計測できそうですね。

 

先にwebでAとBの動画広告を配信して、

来店CVの結果を見てから、テレビCMで流す素材を決める。

という流れもでできそう。

 

 

AIR TRACK

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計測方法

交通、天気などの100を超えるアプリから

常時位置情報データを取得しているようです。

現在保有している1,000万のユーザーデータを、

SDKを通じて取得しているようです。

 

導入事例

導入事例は公開していないようですが、

大手通信キャリアが来店単価3,500円という資料がありました。

上のGoogleの事例と比べると業界平均などに大きなばらつきがありそうですね。

 

サービス特徴

Googleの場合Googleマイビジネスの登録が必要という事なのですが、

AIRTRACKの場合は、競合施設へ過去来店したユーザーに対して

広告配信できるのがメリットですね。

実際、この競合店舗へ訪れたユーザーに対しての出稿が

売上の比重として1番大きいようです。

 

 

toSTORE Video Ad.

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2017年11月29日にリリースされたばかりで情報が少ないので

サービスの概要をおまとめします。

 

動画広告配信フォーマットにおいて位置情報を活用したダイナミッククリエイティブを配信することが可能なサービス

 

特定の商圏を半径で指定するようです。

また現在商圏にいるユーザーだけでなく、AIRTRACK同様

過去商圏内に来訪したユーザーに対してターゲティング可能だそうです。

 

メリット

認知率の高い動画広告フォーマットであることもそうですが、

エリア・商品在庫・天候などの情報を生活者の環境や状況に合わせて

出し分けすることで、来店を促すところでしょうか。

動画広告というのが、記事の中での再生されるので

ユーザーからどう思われるかという懸念はありますね。

Youtubeの場合は、ユーザーが動画を見る姿勢になっているのが強いですよね

 

GeoLogic Ad

計測方法

緯度経度を指定した地点を過去に訪問したユーザーにターゲティング。

 

サービスの特徴

 住所に対して「超高級住宅地のエグゼクティブ」「子育てマイホーム」「超高齢化が進む農村」など36の地域クラスターが割り当て、配信することが可能。

例えば、「田園調布3丁目」という住所から

管理者比率:24%

世帯年収:1,500万

大卒比率:23%

と独自技術で割り出すようです。

そこから「超高級住宅地のエグゼクティブ」というクラスターとして分けることで広告配信を行う。

上記のように住所をランク分けして、クラスターを生成しているようです。

ちょっと差別的な感覚を覚えますが汗

 

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データの精度が気になりますね。

また実際に来店したかどうか分かれば是非試して見たいところです!

 

 

ASE Ad

 DSPの雄、フリークアウトが2017年6月にサービスをローンチ。

サービス内容を見ても期待大ですが、あまり聞かない話題になっていない印象。

 

サービスの特徴

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取得された生活者の位置情報に基づき、任意の店舗への来店者、エリアの居住者を識別・セグメント化し、Red(*2)やLINE Ads Platform(Red経由でのLINE広告枠在庫買い付けが対象)、SNSを通じた広告配信を可能にします。また、広告を閲覧したユーザーが実店舗への来店を行ったかを計測する来店コンバージョンの計測の機能も実装いたしました。

来店CVが出来るのはやっぱいいですね!

そしてLINEに出稿できるのも良さげです。

 

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ASE Analyticsというサービスも同時にリリースされていました。

指定した自店舗・競合店に対し、それぞれの店舗への来店者居住地域分析や、他店舗との併用利用率分析を可能にし、リテール事業者の顧客動向を可視化します。

恐ろしプロファクトですね・・・

競合店舗に来店した消費者に対して広告配信をしたり、

競合店を利用した消費者を分析したり。

他社のECサイトにタグ貼るようなもんですよね?

興奮しますね。

 

 Facebook広告

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サービス特徴 

店舗位置表示機能では、すべての最寄りの店舗が地図上に示されます。広告内の地図をクリックすると、最寄りの店舗の情報が表示されます。

店舗の近くに訪れた方に対して広告配信できるのは

まさにリアル行動ターゲティングですね。

 

導入事例

E.Leclerc、Marks & Spencer、Petco、バーガーキングUK、キャデラックなどの広告主は、近隣エリア広告実施後、来店数を利用して、各店舗における来店数をより詳しく把握しています。フランスの小売業者であるE.Leclercでは、各店舗から半径10km以内に住む150万人にリーチでき、広告をクリックした人のおよそ12%が7日以内に店舗を訪れたことがわかりました。

 外資の事例だけのようですね。

駅前で誰もわかるような商業施設とかにはあまり向かなそうです。

どれくらいセグメントできるかも気になる所です! 

 

 

まとめ

まだリアル行動ターゲティングの事例は少ないかもしれませんが、

今度どんどん増えていくかと思います。

チラシや折込業界に今度こういったテクノロジーに取って代われていきますね。

 

家電量販店は、来店者のうち購入者が少ないので

来店CVした所でという話もありますが、

上記にも書いたように、来店CVした消費者がどこから来ているのか

また、どんなユーザーなのかマーケティング情報として蓄積できるのも大きいですね。

 

「今日わかったことを明日に生かす」

そういった広告運用を実店舗クライアントを実施していきたいです。